大人になると、制限がなくなる。
なくなるというと語弊がある。
もっと正しく言い表すのなら、制限は自分で決める。
そうすると、例えば、友人のカタチもさまざまになる。
大人になってからできる友人は、違うことが多い。
育った環境、世代の音楽、専攻していた学問、スポーツ、年齢、仕事、配偶者や子供の有無、云々。
それでも、親しくなっていくことがある。
価値観が似ているわけでもなく、人生の哲学が同じとかでもない。
共通していることが少ないのに、話し出すとあっという間に時間は過ぎる。
不思議だ。
10くらい年下の友だちから、久しぶりにいろいろな話を聞いた。
私が生きている世界では起こりえない話、
例えばアラサーの恋愛事情や平成の生まれの誘い方とかもあり、とても興味深い。
そして、その話をする友人のスタンスに素敵だなぁと改めて思った。
おそらく、そこには相互尊敬の関係があるんだと思う。
尊敬なんて言うと堅苦しいけれど、素敵だなと惹かれる一面があるっていうこと。
その素敵さは、人間性の表れだ。
素敵さに触れあえる時間は楽しい。
帰り道、刺激を受け励まされていることに気がつく。
頂いたお土産以上のものが私に満ちている。ありがとう。