シェードツリー

大きな木とその影
コーヒーノキ栽培とシェードツリー

家の近くには、お気に入りの雑貨店があってよく行きます。

そのお隣に目新しいお店があったので入ってみると、店主さんよりハーブティなるものを頂きました。

ここは、ネパール料理で有名なサジロカフェの系列店Harmonia Sajiloさん。

ハーブ売り場が充実しています。

その片隅にコーヒーのコーナーがあり、少しお話を伺うと、ハーブがシェードツリーという関係からコーヒーも販売されているとのこと。

 

シェードツリー。

語感が、なんとなくステキじゃありませんか?

 

以前のブログでお話させていただきましたが、コーヒーノキの中でもアラビカ種は美味しいんですが繊細ちゃんで暑いのが苦手。

直射日光が苦手で葉に当たると日焼けしてしまいます。(なんだか本当にお嬢様ですね)

そうすると、充分な栄養がコーヒー豆に行き渡らず、コーヒー豆の大きさにバラツキがでてしまいます。

そこで、シェードツリーの登場です。

コーヒーノキよりも背の高い樹木であるシェードツリーは、日陰を作るだけでなく、強風や霜の害からも守ってあげる。

まるで騎士のような存在です。

騎士(シェードツリー)に守られたコーヒーノキのコーヒーチェリーは、実が大きく熟成度合いも均一だと言われています。

コーヒーノキそのものも、長持ちで収穫量も安定しているというデータもあります。

丁寧な栽培でコーヒー豆にとって素晴らしいからと、世界中で採用されればいいように一瞬思います。

 

しかし、メリットばかりではありません。

シェードツリーを植えるということは、コーヒーノキの植樹以外の樹木を植える手間がかかります。

そのうえ、必然的に単位面積当たりの収穫量が減ってしまいます。

収穫も機械で行うことができず、手摘みになるのでさらに手間がかかります。

手間や費用だけでなく、農園の地域によっては日照量を調整する必要がなかったり風通りをよくするためにシェードツリーが必要でなかったりもします。

 

良い方法が全てに当てはまるわけでない。

なんだって、わたしにとっての1番がある。

わたしにとっての1番とあなたにとっての1番。

どちらも大切な1番。