臼派(コーヒーミルについて)

当店でコーヒーをご購入頂く場合、通販でもマルシェでも、豆のままかグラインドしたものかをお選びいただいてます。

豆だと鮮度が長持ちし、「豆を挽く」ことでコーヒーを飲むんだという実感と引き立つ香りに一種の儀式的喜びを味わえます。

粉ですと、気軽に思い付きベースでコーヒーを淹れることができます。(挽くという一手間が面倒!ってあります)

さて今日は、豆を挽く時に使う「ミル」のお話です。

 

ミルは、ざっくりと以下のように分類できます。

①手動か電動か。

②細かくするのものが、臼(写真:赤い方)か刃(写真:黒い方)か。

①は説明をするまでもなく、手動でハンドルをまわして粉にするか、電動によって粉にするかの違いですね。

②は、刃で細かく切り刻むようにして豆を粉にするか、臼で磨り潰すようにして豆を粉にするかの違いになります。

刃にも、竹とんぼのような羽が回る「プロペラ式」のものと上下に重なった刃が豆を切り刻む「フラットカッター」があります。

このミルの種類によって、お値段もずいぶん変わってきます。

 

どれがいいか。

それは、使い手が何に価値をおき優先順位はどれかによるんだと思います。

コーヒータイムをじっくりと味わいたいから手動で時間をかけて挽くという手間をも楽しむのもアリ。

忙しいけど毎朝挽きたてコーヒーが飲みたい!と短時間で挽ける電動で挽くのもアリ。

型から入るタイプだからと手にしやすいものから入るのもアリ。

こだわりの追及でいい値段のものを使われるのもアリ。

自分の生活スタイルに合った「ホッとするコーヒータイム」を作るのが一番。

コーヒーもミルもそれに寄り添うものなんじゃないかと思います。

ですから、ミルなんて不要だというのももちろんアリです。

 

ただ、挽いた時に粒が均一になるミルを選んでいただくと美味しく淹れやすい、と珈琲屋の一人として思います。

当店では、グラインドという言葉を使うように、通販でもマルシェでも臼型のミルを使用しています。

温かいときも冷めたときも味に落ち着きがあると、私が思っているからです。