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100円の愛

LINEやらe-mailやらでやり取りもするけれど、何と言っても手紙でやり取りするのが好きだ。

グループLINEのように場を共有することも写真を添付することもできないし、切手代(62円だった時代が懐かしい…)もかかるし、悪筆を披露する羽目になるし、手間も時間もかかる上に時差が生じて仕方ない。

それでも、郵便ポストを覗いたときに手紙が入ってるときのあの喜びは特別だ。

LINEやe-mailも嬉しいしドキドキするけれど、手紙はそれに加えて冬の陽だまりのようにほんわかと心を温めてくれる。

どんなことがあったのかそのモノゴトもわかるけれど、字とか行間からどうゆう心の状態なのかも伝わってくる。

手紙にはその時の書き手の世界が広がっていて、その世界に足を運べるのがまたいい。

 

貰うのも好きだけれども、書くのも好きだ。

日常の些末なことであれ心が動いたことをメモしておき、相手に合う文面を考え便せんや筆を選び書いていく。

段落を考慮し漢字を思い出し脳内enterを押下し選択(せんたく→洗濯→宣→選択)し文章にしていく。

手書きなので、独りよがりの長文になりにくいという歯止めがあるのもまた良い。

何か他のことをしながら手紙は書けない。

手紙を受け取った時に感じるぬくもりは、もしかしたら、相手が自分にかけてくれた手間暇を感じるからかもしれない。

投函した時にホッとするのと同時に「いつ届くかな?」「どう思うかなぁ~」「返信くるかしら?」なんてちょっぴりワクワクするおまけもある。

 

ちょっと時間をかけると、自分にも相手にもかけた時間以上のものが伝わる。

それは、手紙に限りませんね。

コーヒーも1回目の抽出を慎重にする手間をかけるとぐっと美味しくなります。

どうぞお試しください。