なぜ、国名?(コーヒーの銘柄について)

何故、国名?コーヒーの銘柄について
イエメンとエチオピアとモカ港

「コロンビア」「ブラジル」「グアテマラ」...コーヒーの銘柄には国名が多いと思いませんか?

それには理由があります。

コーヒーの味・芳香は、コーヒーの原料であるコーヒーノキの栽培地が大きく関与しているからです。栽培地によって、コーヒーノキの種・栽培収穫方法・発酵方法・保存方法といったものが、気候・風土や地域性によって変わってきます。それが、そのコーヒーの特性として表れています。

 

「いやいや、国名じゃないコーヒーの銘柄だってあるよ」って仰る方。

その通りです、「ブルーマウンテン」「ハイマウンテン」「キリマンジャロ」などがそうですね。

これらは国名ではなくもっと絞って地域を表しています。ジャマイカのブルーマウンテン地区、ハイマウンテン地区、タンザニアのキリマンジャロ山麓地域になります。

「じゃあ、マンデリンは?」こちらは、インドネシアの北スマトラの部族名。部族名を指して地域を指しているようです。

「じゃあ、じゃあ、モカは?」

はい、今回はこのモカの話です。

 

モカは、その昔モカ港から出荷されたコーヒーだからモカと呼ばれていました。

モカ港は中東のイエメンにある港です。

「えーーーモカってエチオピア(アフリカ)じゃないの?」って仰る方。それも、正解です。

モカ港から出荷されていたコーヒーには、イエメン産もエチオピア産も混載していたのです。

今は、イエメン産のを「モカマタリ」と呼んで区別しています。

エチオピア産のは「モカ」だけではなく、もっと細かく「モカ・ハラー」「モカ・シダモ」「モカ・イリガチェフェ」と分けるようになってきましたね。

モカマタリと聞いてイエメン産となれば、もうコーヒー通の一歩を踏み出したといえましょう。

 

モカはなんといっても爽やかさと甘い香りが特徴です。あの華やかな芳香は独特で、気持ちが和らいでいきます。

モカを飲んでみて少し物足りなさを感じる方、もっとコクを求める方、どうぞ「まったりブレンド」をご賞味ください。

モカの香りと爽やかさを損なうことなく、コクまで味わえますよ。

シングル以上の味が味わえる、それがブレンドの魅力です。