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2020

「しあわせの花束」 「美しく生きる言葉」 中原淳一
「しあわせの花束」 「美しく生きる言葉」 中原淳一

1982年、1995年、2011年そして2020年。

自分史、たとえば初めての恋や海外旅行や壁を乗り越えたことやらそうゆうのではなく、自分が生きている時代の中での自分の価値観をひっくり返す出来事があった年が忘れられない。

東京ディズニーランドの開園や長野五輪開催とかは該当せず、私の場合、日航機墜落事故や阪神淡路大震災および地下鉄サリン事件や東日本大震災がそうなる年で間違いなく今年もそこに追加されるだろう。

 

2020年。

思わず下二桁の所に鏡を置きたくなるくらいに書いても口にしても楽しくなる年。1000年に一回の当たり年。しかも日本で五輪開催。「なんかワクワクする!」と感じていたのは私だけではないはず。こんな年になるなんて一体誰が想像しただろうか。

いろんな制約ができ「当たり前」が変わっていくの中で、「明けない夜はない」「高く飛ぶためには思いっきり低く屈む必要がある」「長く助走をとった方がより遠くに飛べる」「光が多いところでは影も強くなる」等々、人生をなぞらえる名言と現状をリンクさせて今は「夜」なんだと言い聞かせ、この果てなく続きそうに感じる闇に負けじと自分で自分を励ましている方も多いと思います。

私もそうです。犬でいえば「伏せ」の状態でいるような感じで、身を低くして嵐が過ぎ去るのを待っている。

 

「伏せ」の状態でいると視点が低く定まったままです。そっとでも首を持ち上げぐるっと見渡せば違うものが目に入ります。

孤食から家族で食事をするようになったりして、ゆっくりごはん食べるようになってませんか?

あーくだらないと言いながらもテレビで笑う時間増えてませんか?

新しい趣味増えてませんか?(私は金継に挑戦しましたよ。)

運動不足解消に意識して身体を動かしてませんか?(散歩で見つける花や道交う人と挨拶で和む時間を見つけました)

人と接することが制限され寂しさを知りませんでしたか?あるいは、人と接することが減ってラクだという発見はありませんでしたか?

今まで嫌厭して避けていたIT系のもの、ビデオ電話、ネットショップの活用、新しいキャッシュレスなどに挑戦しませんでしたか?

AIロボットが楽だったり逆に疎ましかったり、AIでいいこと人間でないと気が済まないことの差が明確になりませんでしたか?

今までの「当たり前」では見えなかったことが、「当たり前」が変わることで浮彫になった一年でもあります。

そう、ささやかな幸せがフィーチャーされた年それが2020年。

 

写真は、20年くらい前に出会った中原淳一さんのエッセイ画集です。

書かれていることは昭和的なのかもしれませんが、時代は80年代の歌が若者の心をとらえているようなので、一周回って新しいのかもしれません。私が出会った素敵な人たちは、このエッセイ画集に載っていることを普通にされているように思います。

イラストも画も素敵なのですが、振る舞い、色の組み合わせにハッとさせられます。

ささやかな幸せを保持するためのコツ、ささやかな幸せを保つとどうなるかを教えてくれます。

 

最後になりましたが、商品をご購入くださいました方、ブログやInstagramをチェックして下さっている方々、今年もありがとうございました。2021年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

最近「2021」の文字をよく見るようになって、1がどうも上向矢印↑に見えて「来年は上がる年なんじゃないの?」と思っています。

きっとそうなると信じて年越しを迎えたいと思います。

皆様もどうぞよいお年をお迎えください。