コーヒーの香りの秘密

コーヒーの種類によるα波の比較(全日本コーヒー協会より)
コーヒーの種類によるα波の比較(全日本コーヒー協会より)

さて、皆さんはどんな時にコーヒーを飲まれていますか?

朝一、食後、10時や15時の仕事や勉強の合間、もしかして寝る前とか??

 

これまでのブログにおいて、「コーヒーは豆や焙煎加減によって芳香や味覚が異なります」というお話をしてきました。➡「珈琲豆の選び方」ご自身の味覚(「これは美味しい」と思うもの)や、どんなものと一緒に召しあがるか(コーヒーのお供)によって変えてみるのも楽しいですよというお話をさせて頂いています。

今回は、コーヒーの香りにスポットを当ててお話していきたいと思います。

 

コーヒーの香りは、豆ごとに違います。どう違うのかを言葉で表すとナッツ系やフルーツ系で表現されることが多いのですが、百聞は一見に如かずで飲んでみると一目瞭然です。マルシェ出店時にも、「すっきりブレンド」「まったりブレンド」「こっくりブレンド」の香りを比べてみて驚かれた方も多かったです。「コーヒーの香りは大好きなんですけど、カフェインアレルギーで飲めないんです」って仰る方も多かったです。コーヒーの香りを嗅ぐだけで、ふんわり温かな気持ちになれますよね。このコーヒーの香りはどうやら脳に影響しているようです。

 

今回載せた写真(出典)をご覧ください。この写真は、6種類のコーヒーを5分間隔でかいでもらった後の脳のα波を分析したものです。α波は脳が安静(リラックス)・閉眼時に後頭部に多く出現します。マンデリン(ブラジル・ハワイコナ)とブルーマウンテン(グァテマラ・モカマタリ)に注目してみてください。赤茶色の部分がブルーマウンテンの方が断然大きいですよね?赤茶色の部分がα波を示しているので、ブルマンの方がリラックスしていることになります。じゃあ、赤茶色部分が左上の蒸留水よりも小さくなっているマンデリンはどうなのかというと、緊張感を増している状態といえます。実際、人の情報処理能力を示すP300という脳波を計測してみても、マンデリン(ブラジル・ハワイコナ)の方が高い数値が出ています。➡コーヒーの香りが集中度として情報処理能力に与える効果

 

リラックスする香りのグループのブルーマウンテン・グァテマラ・モカマタリ。

頭がシャッキーンとする香りグループのマンデリン・ブラジル・ハワイコナ。

 今回は6種類での実験でしたが、こうしてみると酸味の特性を持つコーヒーがリラックス効果、苦味に特性があるコーヒーが脳を活性化してくれるように思います。

 

さて、そのコーヒーブレイクは、リラックスを求めて?それともやる気を出すため??

人のカラダは正直ですから、手を伸ばしたモノがカラダが欲している効果を高めてくれるモノのように思います。

意識して香りの効能からコーヒーを選ぶといった一風変わったアプローチでコーヒーを選ぶのも面白いですね。

当店では、リラックスにまったりブレンド、やる気にこっくりブレンドをオススメします。