アイスコーヒーを作る

【ポイント】

●深煎り豆を選ぶ。

●濃いめに淹れる。

●直ぐに冷やす。 

 

【淹れ方①ペーパードリップ方式】

(1)粉:抽出量=1:10を基本とする。

 ホットコーヒーの基本は、粉:抽出量=1:16 粉15gに対し240mlの抽出量をご案内しています。

 アイスの場合はそれよりも濃く、1:10、粉15gに対し150mlの抽出量でお試しください。

 氷、ミルクを入れる方は、より濃く1:7程度の比率(約粉21gに対し150mlの抽出)でお試しください。

 粉と抽出量の割合は一度お試しになったあと、お好みに合わせて粉や湯量を調整し、薄くもしくは濃くしてください。

(2)ホットコーヒーを淹れる方法で淹れる

  1stドリップの注湯の太さは、ホットの時より細くを意識してみてください。

 ➡ハンドドリップの基本(以下抜粋) 

 ●準備

 ①フィルターをセットする。ペーパーの折り方(Q7 参照)

 ②沸騰したお湯を注ぎフィルターを湿らす

 ③粉をセット

 ④沸騰したお湯をサーバーに入れ、またポットに移し替える(90℃前後に湯温調整する。)

 ●淹れる

 一番最初の注湯は、ホットより細くチョロチョロを意識し一定の細さで注ぐ。

 ①ドリッパーを振り粉が平らになるよう均す。

 ②中心にポットのお湯を細く少しチョロチョロと置くイメージで注ぐ。

 ③粉が膨らみハンバーグみたいに膨らむ(蒸らしの状態、おおよそ30秒)。

 ④膨らみが沈んだら2回目の注湯のタイミング。真ん中からのの字をかくイメージで、お湯を細く均一にイメージしながら注ぐ。

 ⑤3回目以降はタイミングは同じで、お湯は太くし、出来上がりの抽出量になるまでドリップを繰り返す。

 ⑥目標量になったら、ドリップにお湯が残っていても外す。(コーヒーが薄まります)

(3)淹れ終わるや否やサーバーごと氷水に浸ける。

 

【淹れ方②コールドブリュー方式】

使うコーヒーの量が多く、完成までに時間が掛かりますが、低温でじっくり抽出するのでまろやかな味わいが楽しめます。

①粉:抽出量=1:6~7を基本とする。(粉21~25gに対し150mlの抽出)

②お茶パックなどに粉を詰め、粉の6~7倍の水を蓋のある容器に沈める

③少なくとも10時間以上置いておく

 

 【なぜ深煎り?淹れ方の違いによる差】

人の味覚は、冷たいものほど酸味を強く感じます。

ですから、アイスコーヒーは苦味が出やすい深煎り豆で作ることをオススメしています。

抽出の際、湯が熱い程にコーヒーの成分は早く出てきます。

熱いお湯で淹れると、苦味の強いホットコーヒーができるのはそのためです。

淹れ方①では、熱いお湯で抽出するため、粉が十分に蒸らされているので香り高く、酸味苦味が強くでます。

一方、淹れ方②のコールドブリューでは、低温(水)でじっくり(一晩)かけて抽出するので、成分がゆっくりと出てきます。美味しいと感じるまでの旨味を低温で出すので、使用する粉の量は多くなりますが、味にまろみが生まれます。

甘く、丸い苦味と酸味が感じられる柔らかなアイスコーヒーに出来上がります。

 

どの方法で淹れても、1~2日くらいは持つのでまとめて淹れて冷蔵庫で冷やしておけます。

氷を入れる方は、マドラーで回すようにかき混ぜるよりも、氷を上下動かすように攪拌してみてください。

氷が溶けにくくなるので、水っぽいコーヒーになりにくいです。

また、ミルクを入れる方はどうぞ乳脂肪分の高いものと合わせてください。

コーヒーの苦味に乳脂肪分のコクと旨味が加わりまろやかな味わいが楽しめます。