コーヒー値上りするの?

大手企業のコーヒーの値上げのニュースが後を絶ちませんね。

今回はコーヒーの価格についてお話したいと思います。

 

 コーヒーの価格はどうやって決まるのでしょう?「商品価格は需給バランスで決まるにきまってる」そう思いますよね?

経済学を学ばなくてもそう考えるのが当然です、が、コーヒーは+αの変動要因があります。それが先物取引と為替相場です。実はコーヒーにも大流行したという歴史があるんです。大流行したことで過剰供給が起こり値が崩れ、暴落。加えて、コーヒーはコーヒーノキになるコーヒーチェリーが原料なので、自然や気象の影響を受けてしまいます。需給バランスの大幅な崩れという歴史をもち、気候変動による影響がダイレクトに価格に表れるコーヒーの価格をどうにかしようじゃないかっということで、「先物取引」でコーヒーの価格は決まることになりました。先物取引は、NY市場(アラビカ種)とロンドン市場(ロブスタ種)で行われています。外国で行われる取引ですから日本では為替レートの影響もバッチリ受けていることになります。ですから「コーヒーの価格は、先物取引、為替相場、需給バランスによって決まる」ということになります。

 

さて、先物取引におけるコーヒー価格を牽引するもの、それはブラジルです。

世界60か国が生産する中で、コーヒーの生産量の30%を占めるのがブラジルだからです。

先程、コーヒーはコーヒーチェリーが原料だというお話をしましたが、このコーヒーチェリー収穫には隔年結果という現象が起こります。たくさん収穫できる表年と減産な年の裏年が交互にやってきます。今年21/22がどちらかというと、裏年の減産年。加えて2020.11に干ばつが起きたため大幅な減産となりました。(コーヒーチェリーの収穫は5~8月)来年22/23は表年であるため収穫量にコーヒー業界は揃って期待していたのですが、2021.6~7の間に写真のような大寒波、降霜の被害に2度も見舞われたのです。コーヒーノキは、風に弱く凍結した葉は茶色に変色してしまいます。若木に至っては幹が細いため繊細なためダメになってしまうものも出てくるでしょう。苗木から成長するのに3年はかかるコーヒーノキ、この降霜の影響は来年の収穫高だけでなく長期化しそうです。

 

価格は需給のバランスによって決まります。

この度のコロナ禍による飲食店の営業停止から再開などがあると需給バランスが大きく変わり取引価格も変動します。相次いで営業停止になった2020.05には1ポンド(0.45kg)96.3セントだったものが営業再開頃2021.05~06には160セントまで急騰しています。今回の降霜により生産量が減産すると見込み、2021.7.26には215.20セントと去年の5月の2倍以上の高値がついていることを考えると、これからどれだけ高騰していくのか。。。コロナ禍における供給難に加えて、円安に輸送コストの増大などもありコーヒーの価格は上がる要因しか見当たりません。

当店では、、、、今のところ値上げしないようギリギリまで頑張る所存です。頑張れ、リーブラ。