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八雲立つ

「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」

これは、スサノオノミコトが新婚時に新居を建てた際に詠んだ日本最古の歌です。スサノオノミコトは、ヤマタノオロチを退治した人。8つの頭と8本の尾を持った村の娘を食べる巨大な怪物ヤマタノオロチを大酒を飲ませ酔っぱらったところを剣で切り刻んで退治しました。この詩は「雲が湧き立つ出雲の国で八重垣をめぐらすように雲が立ち上る。それは可愛い妻を籠らすために俺がつくった何重に作った八重垣のようだなぁ」といった意味なんですが、この「八雲」は出雲の枕言葉です。枕詞なので、八雲と出てきたら後に続くは出雲しかない。ここは出雲ではなく松江だけれど、雲が湧きたつのをよく目にします。山頂でもないのに、雲に囲まれるおうち。湿度が高く美肌県と言われるのも納得します。