
アイスコーヒーのドリップの方法を4つ紹介します。
この記事の内容
●ペーパードリップ方式
●急速冷却オンザロック方式
●水出し/コールドブリュー方式①
●ペットボトルdeダッチアイス
目次
アイスコーヒーに適したコーヒー豆と分量とは?
どの方法でも、アイスコーヒーに向いたコーヒー豆を選びましょう。
アイスコーヒーには、苦味がある深煎りや苦味のあるブレンド・シングルコーヒーをお選びください。
コーヒー豆の選び方に悩まれた方はこちらをどうぞ。
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浅煎り豆でアイスコーヒーを作ると、酸味ばかりを感じてしまいコクがなく物足りない出来上がりになります。
また人の味覚は、温度が低い食べ物・飲み物に対し苦味を感じにくくなっています。
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アイスコーヒーのポイント
●深煎り豆
●濃いめに淹れる
コーヒー豆:出来上がり量=1:7
例:1L淹れるの場合コーヒー豆は150g
●淹れたら直ぐに冷却する。
【1番のオススメ】ペーパードリップ方式
この方法が一番のオススメです。
熱いお湯でドリップするため、コーヒー豆の苦味成分がしっかり出ます
また蒸らしが十分に行われるため、香気成分が抽出されます。
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コーヒーの粉の量も他の方法と違い、上記「アイスコーヒーのポイント」でご案内した量より少なくても美味しいアイスコーヒーになります。(コーヒー:出来上がり分量=1:10 ex)コーヒー豆100gでアイスコーヒー1Lの出来上がり)
コーヒーの分量と最後に冷却すること以外は、ハンドドリップと同じ方法です。
淹れ終わるや否や、氷水を張ったボール(桶)に入れて急速冷却するのがポイントです。
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【直ぐに飲みたい】急速冷却オンザロック方式
サーバーに氷を入れてからペーパードリップで淹れます。
この場合スケールが必要です。
1.サーバーに氷を入れてからスケールを0にセットする
2.ペーパードリップ方式で、目標量(参考「アイスコーヒーのポイント」)まで淹れる
【まろやかな苦味】水出し/コールドブリュ―方式
1.お茶パックなどに分量のコーヒーを入れる。
2.1のお茶パックを出来上がり量の水の入った容器に入れ、10時間以上浸からせる。
【放置OK!じっくり抽出】ペットボトルdeダッチアイス
1.2Lのペットボトルを用意する。
2.2Lの水から300~400ml水を減らしペットボトル内に1600~1700mlの水が残るようにする。
3.コーヒー粉150gを入れる。(袋の角を三角に切ると入れやすい)
4.蓋をして、ゆっくりと上下反転させコーヒー粉に水分を十分含ませる。
5.一晩放置
6.保存用容器の上にドリッパーとペーパーをセットし、ペットボトルのコーヒー液を濾過し出来上がり。
何を優先しますか?【アイスコーヒーの作り方まとめ】
ペーパードリップ
〇香りが豊か
〇苦味もコクもしっかり味わえる
〇珈琲の量が少なくても味が出る
×お湯を沸かすため暑い
×冷たくなるまで時間がかかる
オンザロック急速冷却
〇直ぐに冷えたコーヒーが飲める
〇急速冷却され酸化しにくい
×お湯を沸かすため暑い
×コーヒーの分量が多い
コールドブリュ―・ダッチアイス
〇まろやかな柔らかい味が楽しめる
〇粉と水を直接混ぜるため、ハンドドリップのように淹れる人によって味が変わることがない
〇コーヒー成分をゆっくり時間をかけて抽出するためコーヒー豆本来の味がわかりやすい
〇お湯を沸かすことがないので暑くならない
×美味しいと感じるまでの旨味を低温で出すため、コーヒーの分量が必要
×じっくり低温で抽出するため抽出するのに時間がかかる
×粉をキレイに取り除かないと口当たりが悪くなる。
さてあなたの優先度はどれが一番高いでしょうか?
香り・苦味・コスト・手間を掛けたくない➡ペーパードリップ
今すぐ冷えたものが飲みたい➡急速冷却オンザロック
香り・まろやかな味・時間に余裕がある・コーヒー豆本来の味が知りたい➡コールドブリュー・ダッチアイス
どの方法で淹れても、1~2日くらいは持つのでまとめて淹れて冷蔵庫で保存できます。
氷を入れる方は、マドラーで回すようにかき混ぜるよりも、氷を上下に動かすように攪拌することを意識してみてください。
氷が溶けにくく、水っぽいコーヒーになりにくいです。
ミルクを入れる方は、どうぞ乳脂肪分の高いものと合わせてみてください。
コーヒーの苦味と乳脂肪分のコクと旨味が加わり、まろやかな味わいが楽しめます。