「コロンビア」「ブラジル」「グアテマラ」...コーヒーの銘柄には国名が多いと思いませんか?
それには理由があります。
コーヒーの味・芳香は、コーヒーの原料であるコーヒーノキの栽培地が大きく関与しているからです。栽培地によって、コーヒーノキの種・栽培収穫方法・発酵方法・保存方法といったものが、気候・風土や地域性によって変わってきます。それが、そのコーヒーの特性として表れています。
「コーヒーはフルーツ」なんて聞くと驚きますよね。コーヒーの酸味の秘密はここにあります。
フルーツはお好きでしょうか?
口に含んだ時の甘味、また食べたくなるフルーツは甘いだけでなく爽やかな酸味もあります。
その爽やかな酸味は、おいしいコーヒーに多かれ少なかれ必ずあります。
コーヒーは、コーヒーチェリーという果実の種。
その種を焙煎することで、種がもつ苦味成分に化学変化が起きあの苦味が出てきます。
コーヒーの銘柄や種類によって持っている苦み成分は違います。
それらが絡みあって焙煎することで化学変化が起こり、複雑で種々様々な苦味が生まれています。
コーヒーは、コーヒーチェリーの種が持つ酸味と焙煎によって引き出された本来の苦味成分の化学変化よって味に違いが出ます。
複雑ですね。
本日、10月1日は「コーヒーの日」です。
コーヒーの漢字の由来をご存知でしょうか?
「珈」は、玉飾り
「琲」は、玉をつなぐひも
を意味し、珈琲の漢字は「かんざし」からきているそうです。
コーヒーは、コーヒーチェリーの種子を取り出したものです。
種子を取り出すまでの過程を精製処理といいます。
この精製方法は、大きく分けて「ナチュラル」「ウォッシュト」と「スマトラ式」があります。
好きなアーティストの中に、Beyonceがいます。
彼女の歌を聴くとパワーと勇気がすぐにチャージされるので、私にとってのPower Songsです。
彼女はBeeというニックネームで呼ばれているので、Bee(ハチ)をモチーフにした衣装を着ていたことがあります。
Beyonceのモノマネをしている渡辺直美さんもそれをイメージした衣装を披露されているので、
「見たことある!」って方もいらっしゃるかもしれませんね。
家の近くには、お気に入りの雑貨店があってよく行きます。
そのお隣に目新しいお店があったので入ってみると、店主さんよりハーブティなるものを頂きました。
ここは、ネパール料理で有名なサジロカフェの系列店Harmonia Sajiloさん。
ハーブ売り場が充実しています。
その片隅にコーヒーのコーナーがあり、少しお話を伺うと、ハーブがシェードツリーという関係からコーヒーも販売されているとのこと。
ストレートコーヒーは、生産国が同じ国の同じ地域の単一品種を指します。もっと小さな単位、つまり農場や生産者、品種、精製方法などで限定したものがシングルオリジンです。品種も栽培方法もその土地に合ったやり方で行うために豆に個性が出やすく、また農場単位としての労働力や努力、経営リスクがスペシャリティコーヒーとして価値に表れています。
私たちが美味しい!と飲んでいるコーヒーは、アラビカ種というものです。
我が家では、そのコーヒーの木を育てています。
高温を好むが直射日光を浴び続けたくはない。
水はたっぷりと欲しいが、受け皿に残る水は捨ててほしい。
涼しいのは好きだが、風は直接受けたくない。
と、なかなかのわがままっぷりを出してくれています。
コーヒーには、吸着作用があります。ですから、ニオイのあるところで保存するとニオイがコーヒーに付着します。この吸着作用を利用して、消臭剤を作ることができます。ポイントは完全に乾かすことです。