オススメのシングルオリジンコーヒーをご案内いたします。
今回ご紹介するのは、イエメン モカマタリ アルマカです。
写真地図上の赤い印が入っている所は、中東の国イエメンのモカ港です。
このモカ港から世界へ出荷されていたことから、イエメン産やエチオピア産のコーヒーは「モカ」と呼ばれました。
現在では、エチオピア産の豆を「モカ」イエメン産の豆を「モカマタリ」と区別して呼んでいます。
イエメンでは古くからコーヒーの栽培が行われています。
コーヒーの栽培方法や精製方法(コーヒーチェリーからコーヒー豆にする生産方法)は800年間ほぼ変わっていません。
農薬もほとんど使わない昔からの原始的な方法で生産され、手作業で収穫されています。
それが故に、最高等級である「モカマタリNo.9」ですら未熟豆や過完熟豆といった欠点豆が3割程混ざっています。
今回ご案内する「モカマタリ・アルマカ」は、イタリア製選別機でしっかり精選し、「モカマタリNo.9」よりも欠点豆が少なく豆のサイズが大きいもの揃えた粒ぞろいの最高位の逸品です。
イエメン産の豆は、ワイルドな味わいが特徴ですが、この「モカマタリ・アルマカ」は上質な酸味の後に、甘さとコク、そして独特な香りと舌に残る美味しい渋味が楽しめます。
「モカマタリNo.9」は目にする機会が多いと思いますが、「モカマタリ・アルマカ」は中々お目に掛かれません。