
はい、あります!
気分に適したコーヒー豆があるんです。
ぜひ、この記事を参考にコーヒー豆を選んでください。
目次
家で、外で、コーヒーを淹れる方法
家でも外でも、コーヒーを淹れる方法はおおよそ4つあります。
●ハンドドリップ
●フレンチプレス
●パーコレーター
●エスプレッソマシン

そうです、ドリッパーにお湯を落として淹れる方法です。
ハンドドリップの方法を知りたい方はこちらをどうぞ

●フレンチプレス
フレンチプレスと呼ばれるガラスポットにコーヒー粉を入れ、直接お湯を注ぎこみコーヒーの粉となじませ抽出する方法です。
フレンチプレスは紅茶をいれるのにも使われています。
●パーコレーター
専用器具にコーヒー粉と水を入れ、直火にかけてコーヒーを抽出する方法です。
お湯が沸騰すると、上部のバスケットに入れたコーヒー粉にお湯がかかることで抽出されます。
●マキネッタ(エスプレッソマシン)
専用器具に水とコーヒーの粉をセットし、直火にかけ蒸気圧で抽出する方法です。
気分で選ぶコーヒー
コーヒータイムの気分

大自然の中で飲むコーヒー、仕事の合間に飲むコーヒー、目覚めのコーヒー。
その時、どんな気持ちでコーヒーを飲んでいるでしょうか。
キャンプの自然の中で大らかな気持ちで飲むコーヒーと、立て込んだ仕事の合間に飲むコーヒーとは違う気持ちじゃないでしょうか
コーヒーの香りが気分を変える

実は、コーヒーの香りによって脳に与える刺激が違うんです。

この写真は、全日本コーヒー協会が出しているコーヒーの種類によるα波の比較です。
α波は、脳が安静(リラックス)・閉眼時に後頭部に多く出現するものです。
この図は、6種類のコーヒーを5分間隔で嗅いでもらった後のα波を分析したものです。

マンデリン(右列真ん中)とブルーマウンテン(真ん中列一番下)に注目してみてください。
赤茶色の部分がブルーマウンテンの方が断然大きいですよね?

赤茶色の部分は、α波を示しています。
赤茶色が大きいブルマンの方が、リラックスしていることになります。
キャンプのコーヒー、目覚めのコーヒー
キャンプのコーヒー

そうなんです、

大自然の清々しい空気の中で飲むコーヒーはリラックスできるものがいいと思います。
リラックスできるのは、酸味系のコーヒー豆です。

浅煎りのコーヒー豆も酸味系ですよ。
キャンプにおすすめコーヒー豆
甘い香りとほろ苦さ、調和のとれたブレンド
浅煎り?深煎り??と思われた方はこちらをどうぞ
コーヒー豆を選ぶのに悩まれている方はこちらもどうぞ
酸味系のコーヒーを美味しく淹れるには

はい、あります。
「粗め・ささっと」が美味しく淹れるコツです。
直火で直接煮だすパーコレーターやお湯と馴染ませるフレンチプレスは、粗めに挽くことをオススメします。

ザラメの大きさ。サッと淹れたい時、酸味を立てたい時のサイズ。
目覚めのコーヒー

マンデリンや深煎りに焙煎されたコーヒー豆がオススメです。
先程の図のように、α波が小さいものは緊張感を増している状態といえます。
実際、人の情報処理能力を示すP300という脳波を計測してみても、マンデリン(ブラジル・ハワイコナ)の方が高い数値が出ています。
シャキッとテキパキ動きたいときは、苦味のコーヒー豆がオススメです。
苦味系のコーヒーを美味しく淹れるには
苦味系のコーヒー豆は、細かく挽いて熱めのお湯でドリップするとより苦味が増します。
マキネッタなどのエスプレッソには、苦味タイプのコーヒー豆を細挽きで淹れましょう。

細挽きは上白糖とグラニュー糖の間くらいの大きさ

ドリップの方法が違っても、同じコーヒー豆でも風味がずいぶん変わります。
まとめ
コーヒーの香りによって、脳に与える刺激が違います。
ポイント
【リラックス】 ブルーマウンテン・グァテマラ・モカマタリ→酸味系
【覚 醒】 マンデリン・ブラジル・ハワイコナ→苦味系
キャンプのように大らかにくつろぐリラックスタイムには、リラックス時に出るα波が出現しやすいコーヒー豆がオススメです。
ブルーマウンテン、モカマタリや浅煎りに焙煎された酸味系のコーヒー豆がオススメです。
酸味系のコーヒー豆には、消化促進・脂肪蓄積の抑制、美肌の素である抗酸化作用といった効能があるクロロゲン酸も多く含まれていますよ。
反対に、脳を覚醒させるには、マンデリンやコナなどの深煎りに焙煎された苦味系のコーヒー豆がオススメです。
こちらは、ランチタイム後や仕事中のコーヒーブレイクでシャキッとしたい時にオススメです。
こういった豆は、細挽き、やや熱めの温度で抽出するとより苦味が増してきます。