オススメのシングルオリジンコーヒーをご案内します。
今回ご紹介するのは、グァテマラ アンティグアです。
「アンティグア」は、南米グァテマラの都市。
1,600mという高い標高(トミオフクダのバウ農園は1,100m)に加え、火山に囲まれた場所です。
肥沃な火山灰土壌、豊かな水源からくる適度な水。
これらにより、コーヒーチェリーがじっくりと熟成されています。
グアテマラコーヒーの香ばしさに加え、甘い香りと爽やかな酸味と旨味が特徴です。
さて今回初めて表記した、SHBとブルボン種。
SHBはスクリクトハードビーンの略で、コーヒーの栽培地(今回はグァテマラ)の格付けの単位です。
グァテマラの格付けは標高を基準にしていて、標高が高いほどよい豆という評価になっています。
標高が高いほど気温差が激しいため、ゆっくりと熟し良い酸味になるという理由からです。
SHBは格付NO.1(SHB>HB>SHセミハードビーン>EPW(エクストラ プライム ウォッシュド)と続きます。
このコーヒーの格付け方法や数値は、実は栽培国によって様々です。
ブラジルは、コーヒー豆のサイズと味と欠点豆の混入具合で点数が計算され番号付けされます(トップはNO.2)
コロンビアは、コーヒー豆のサイズのみ(スプレモ(豆6.75㎜以上)とかお聞きしたことがあるかもしれません)
同じ南米でも国によって個性が出ています。
一方、ブルボン種は品種名を表しています。
ブルボン種はコーヒーの原種「ティピカ種」の突然変異したものです。
そしてこの「ティピカ種」と「ブルボン種」はコーヒーの二大品種と言われています。
ブルボンはコクがあり甘く美味しい種です。