保存方法

豆でも粉でも劣化を遅らせるコーヒーの保存方法【長持ちさせよう】

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悩んでる人
コーヒー豆を長く楽しめるコツってあるの?

コーヒー豆に適した環境で保存すれば、劣化を少しでも遅らすことができます。

この記事の内容

・コーヒーの保存場所ベスト1

・【期間別】コーヒー豆の保存方法

・保存上の注意

・冷凍したコーヒーの淹れ方

 

コーヒーの保存方法

 

保存場所

悩んでる人
コーヒーの保存はどうすればいいの?

豆・粉に関わらず、密閉容器に入れて冷凍庫に保存が一番のオススメです。

ポイント

コーヒーは豆でも粉でも冷凍庫にいれよう。

コーヒー豆の劣化の要因

悩んでる人
どうして冷凍庫が一番いいの?

コーヒー豆の劣化の一番の原因は酸化です。

酸化させる要因はこの4つです。

・高温

・多湿

・酸素

・光

この4つを避けられる場所がコーヒーにとってのベストな保存場所です。

この全てが揃っているのが、冷凍庫密閉容器で保存することです。

特に粉の場合は、空気に触れる面が多く豆の状態よりも酸化が速く進むので、「冷凍庫」がオススメです。

【期間別】保存方法

悩んでる人
コーヒーショップでは、ガラス瓶に入れて常温保存しているところが多いけど?

コーヒー豆が酸化すると、コーヒー豆に含まれる油脂分が傷み鼻を刺す臭いがします。 

これを「酸敗さんぱい」といいます。

コーヒーの酸化について知りたい方はこちらもどうぞ。

関連記事
【酸化を防止】マイボトルコーヒーがマズイのはどうしてか?

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ポイント

酸敗さんぱい】油脂分が空気に触れて酸化し不飽和度の高い脂肪酸になること。

     ➡常温7~8週間で起こる

お店のように短期間で使い切れる場合は、酸敗に至らないので常温保存でも大丈夫。

保存場所の目安は

【数日内】冷暗所で不透明な気密性の高い容器に入れて常温保存

【1週間以内】ガスバリア性の高い袋またはジップロックのような袋のまま冷蔵庫

【1週間以上】ガスバリア性の高い袋またはジップロックのような袋のまま冷凍庫

コーヒーの出来上がり量が200㏄の場合、コーヒー粉は約12.5g使うのが基準です。(お好みによって変わります)200g入りの袋で、毎日1杯コーヒーを飲む人は1袋を使い切るのに16日間程度かかります。

ガラス瓶などの透明容器での常温保存はNG

ガラス瓶などの透明容器に入れて常温保存をすると、光と温度によって酸化がすすみ酸敗を起こしツーンとした嫌なニオイがしてしまいます。

透明な水のようなものが付いてる場合、それは油です。

そのままにしていると、油の酸化が進み、コーヒー豆に油の酸化臭が移ります。

日数によって保存場所を変えるのが面倒な方は、最初から冷凍保存にしましょう。

コーヒーの保存上の注意

悩んでる人
どうして密閉容器じゃないといけないの?

密閉容器にする理由は2つあります。

・コーヒー豆を「酸化」させないようにするため

・コーヒー豆にニオイが移らないようにするため

【包材を利用しよう】コーヒーの酸化を防ぐ

焙煎したコーヒー豆には、油脂分が多くふくまれています。

先程の酸敗を遅らせるためにも、コーヒーに含まれる油脂分を空気に触れさせないことが大切です。

密閉容器に入れることで、触れる空気を少なくでき酸化が防げます。

また、焙煎したコーヒー豆には二酸化炭素も多く含まれています。

焙煎したてのコーヒー豆を密閉容器にいれておくと、二酸化炭素で袋が爆発してしまいます。ですから、珈琲屋の多くは、コーヒー豆の二酸化炭素を放出しつつもアロマ成分は残るよう特殊加工されたガスバリア性の高い袋を使用しています。

こういった袋は、光(日光)を避けるために、素材がアルミのものやアルミ蒸着したものが多いです。

わざわざ容器を買わなくても、この袋に入れたまま保存すれば酸化防止に最適です。

冷蔵庫や冷凍庫に入れる場合は、光が関係ないのでジップロックのような透明な袋でも問題はありません。

ジップロックは特殊加工がされてないため香りが逃げやすいので、早めに使い切った方がコーヒーが美味しく出来上がります。

コーヒーの吸着作用を避ける

もう一つの理由は、コーヒー豆に嫌なニオイをつけないようにするためです。

先程のガラス瓶での保存の時にも少しお話しましたが、コーヒー豆の組織はハニカム構造になっているためニオイの吸着作用があります。

密閉容器を使用しない場合、冷蔵庫や冷凍庫のニオイがコーヒーに移ってしまいます。

コーヒー豆に他の食品のニオイがつかないようにするために、密閉容器を選んでいます。

 

 コーヒーの吸着作用を活用させたい方はこちらもどうぞ。

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真空パックでの保存は?

悩んでる人
真空パックや脱酸素剤を入れたらどうかしら?

真空パックにしたり脱酸素剤を入れてコーヒー豆を販売しているお店もありますね。

見解の相違になりますが、私個人としてはあまりオススメしません。

理由は、酸素が無い状態が続いたあとに急に酸素に触れると急激に酸化が進むと考えているからです。

例えば、息を止めて作業をした後の呼吸。思い切り息を吸い込みませんか?

コーヒー豆の場合、その思いっきり吸い込むことで酸化が急激に進むと私は考えているからです。

冷凍したコーヒーの淹れ方

悩んでる人
冷凍保存したコーヒー豆や粉をそのまま使ってもいいの?

はい、レンジなどを使って解凍する必要はありません。

「コーヒーを淹れようかな」と思ったタイミングでコーヒー豆を使う分だけ取り出し、そのままお湯を沸かせば沸騰する頃にコーヒー豆は常温になっています。

豆の場合は、常温になってから粉に挽きましょう。

冷たいまま低温抽出すると、いつもよりコーヒーが薄く感じたり、香りが抜けてしまいます。

 

 ハンドドリップについて知りたい方はこちらをどうぞ

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まとめ

コーヒー豆の保存は、光と酸素を通さない密閉容器に入れて冷凍保存するのが一番のオススメです。

多くの珈琲屋では、コーヒーが長持ちするように考えられた包材を使っているのでそれをそのまま利用するのも方法です。

ただその包材を何度も使いまわすと、コーヒーの吸着作用によって、古いコーヒーのカスが酸化し傷んだニオイを出し新しいコーヒー付着してしまいます。

そのようなコーヒー豆を使用すると、劣化した嫌なニオイがするコーヒーが出来上がるので注意が必要です。

冷凍保存したコーヒーは、お湯を沸かす前に使用量を取り出すことで常温に戻してあげましょう。

  • この記事を書いた人

ますみ

自家焙煎珈琲の通販限定ショップを2019年よりオープンしました。 3代目の珈琲屋です。 コーヒーの選び方、淹れ方、科学/効能などなどと自身についてブログに投稿していきます。

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