
休憩でも食後でも、コーヒーがおいしいと癒されますよね。
あなたにとっておいしいコーヒー豆を手に入れるためにどうすればいいのかわかります。
おいしいコーヒー豆を選ぶ/買う
①あなたにとっての「おいしい」コーヒー
「おいしいコーヒー」ってどんなのでしょうか。
それはズバリ!飲んでいる人が好きな味です。
「当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、人によって本当に違うんです。
極端な例を出せば、アメリカンが好きな人はエスプレッソはどんなコーヒーでもマズイと感じます。
コーヒーの味は酸味と苦味のバランスで決まります。
酸味といっても「すっぱい」ではなくて甘い香りのフルーティで爽やかな味わいです
苦味は「にがっ」ではなくて、ビターなロースト感を指します。
まずは自分がコーヒーに求めている好きな味を意識してみましょう、
おいしいコーヒーを手にする上で一番重要なことは、自分の好みを知ることです。
酸味がお好み:爽やかで華やかな香り→浅煎り・南米、アフリカが生産国のもの
苦味がお好み:ロースト感や香ばしさ→深煎り・アジアが生産国のもの
浅煎り・深煎り、焙煎度の違いについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ
生産国、シングル?ブレンド?についてもっと知りたい方はこちらをどうぞ
②おいしいコーヒー豆を売っているお店って

コーヒー豆を見てみましょう。
ふっくらと膨らんだコーヒー豆を販売しているお店を選びましょう!

焙煎中コーヒー豆が膨らむことをパフィングというのですが、この際に芳香成分が生み出されます。
膨らんだコーヒー豆はハニカム構造になり、この芳香成分をしっかり吸収してくれます。

ふっくらとしたコーヒー豆になるよう焙煎しているお店を選ぶことが美味しいコーヒーを手にする2番目に重要なことです。
コーヒー独特のスィートビターな味も焙煎中の化学変化できまります。
コーヒーの味が作り出される焙煎についてもっと知りたい方はこちらをどうぞ
コーヒーの「香り」「甘味」「コク(旨味)」といった嗅覚を刺激するものは、焙煎よって作り出されます。
「味が決まるゴールデンタイムまで何分かけるか」「1分ごと温度変化どうするか」といった焙煎士(ロースター)の違いが、味の違いになります。
ふっくらとしていない「生焼け」や「中焦げ」したコーヒー豆は、青臭く、メタリックな渋味と刺すような酸味がしてしまいます。
生焼け=芯から火が入らずコーヒーの表面だけ色づいたもの
中焦げ=表面は焦げていないのに内部が焦げ付いたもの
コーヒーをおいしくいれる

あります!
コーヒーを淹れるポイント
【湯温】90℃前後
【蒸らす】
1回目の注湯は、ならしたドリッパー内の粉の真ん中にチョロっとお湯をそっと置いて30秒程度待つ
【均一性】
挽いたコーヒーの粉粒が均一であること
ドリップの湯が均一であること
ドリッパー内に均一にお湯を行き渡らせること
この中でも一番重要なことは、コーヒーエキスを抽出する「蒸らし」です。
コーヒー豆をいれる直前に均一な粉になるように挽き、90℃前後のお湯でそっと中心から外側に向かってドリップしていきましょう。
2回目以降のドリップは、ドリッパー内のお湯が落ちきらないうちに始めましょう。
蒸らしについて知りたい方はこちらをどうぞ
ハンドドリップの基本について
コーヒー豆をおいしく保存

せっかく手にいれたコーヒー豆は、ちゃんと保存をすれば1か月程度楽しめます。

コーヒーの敵は「高温・多湿・酸素・光」です。
この4つの敵を防げる場所は、冷凍庫です。
コーヒー豆を入れ変えることなく買ってきた袋のまま冷凍庫で保存しましょう!
コーヒーの保存方法について知りたい方はこちらをどうぞ。
この4つの敵がコーヒーに与えるものは、「酸化」です。
酸化したコーヒーは酸っぱく、頭が痛くなることも。。。。
コーヒーを挽いた粉で保存するよりも、豆のままの方が長持ちします。
豆の方が表面積が小さいため、粉状よりも酸化しないためです。
せっかく手に入れた美味しいコーヒーは、新鮮なうちに飲みきってくださいね。
まとめ
ホッと一息のコーヒーがおいしいと頭も心も癒されます。
おいしいコーヒーを手にする上で1番重要なことは、自分が好きな味を知ることです。
香りがいい酸味系か、ロースト感がある苦味系か、どちらがお好みが知っておきましょう。
2番目に、焙煎されたコーヒー豆を見てみましょう。
焼き色がついているだけでなく、ふっくらと膨らんだコーヒー豆を選びましょう。
この2つを抑えていれば8割方おいしいコーヒーが手に入ったも同然です。
あとは、いれ方に注意し、劣化を少しでも遅らせるよう保存すれば1か月は楽しめます。