
美味しいアイスコーヒーが1リットル作れます。
この記事の内容
●アイスコーヒーに向いているコーヒー豆と分量
●オススメ美味しいアイスコーヒーの淹れ方
●作り置きのポイント
コーヒー豆の選び方と出来上がり1Lに必要な粉の量(氷の有無で変わります)

アイスコーヒーを作るポイント
●深煎り豆
●濃いめに淹れる
【氷なし】出来上がり1Lに対しコーヒー豆100g
【氷・ミルク有】出来上がり1L(氷ミルクの重さを除く)に対しコーヒー豆150g
●淹れたらすぐに冷やす

浅煎り豆だと酸味ばかりを感じてしまい、コクがなく物足りないものが出来上がります。
人の味覚は、温度が低いと苦味を感じにくくなっています。
ですから、より苦味出るように深煎り豆や苦味を出したブレンドがアイスコーヒーにはオススメです。

ハンドドリップの基本ではコーヒー豆:出来上がり分量=1:16の比率でご案内しています。
ハンドドリップの基本を知りたい方はこちらをどうぞ。
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アイスコーヒーの場合、コーヒー豆:出来上がり分量=1:10の比率を基本とします。
ただ、氷やミルクを入れる場合はコーヒーが薄まるので、1:7程度がオススメです。
氷無し場合、1Lのアイスコーヒーを作る場合のコーヒー豆は100g。
氷やミルク有りの場合、1Lのアイスコーヒーの出来上がりに対し150gのコーヒー豆が適した量です。
ホットコーヒーを淹れる時より濃く淹れる理由は、冷たいものは味が感じにくいことに加え夏場の味覚が鈍るためです。
夏場の味覚が鈍る理由が知りたい方はこちらをどうぞ。
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暑いときこそ酸味でさっぱり【夏の味覚】
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まずはこの比率で淹れてみて、次回以降に調整をしてみてください。
オススメ!香り立つアイスコーヒーの作り方
アイスコーヒーの淹れ方は4通り程あります。
4通りのアイスコーヒーの淹れ方を知りたい方はこちらをどうぞ。
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放置オッケー【優先度で選ぼう】アイスコーヒー4つの作り方
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ここでは、香り立つ美味しいアイスコーヒーの作り方としてペーパドリップをご案内します。
基本は、ハンドドリップの方法と同じです。
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1.コーヒー豆を冷凍庫から取り出し、お湯を沸かす。桶やボールに氷水を用意する。
2.ペーパーフィルターをセットし沸騰したお湯をかけて濡らす。
サーバーに落ちたお湯を捨てる。
3.沸騰したお湯を一旦サーバーへ入れそれからポットへと移し替える。
(湯温がドリップの適温90℃前後になります)
4.ペーパーフィルターに粉をセットし粉を均す。
5.粉の真ん中にお湯をポトポトと置くイメージで1stドリップを行う。
6.粉がハンバーグ状になり膨らむ。
7.6の状態が30秒程度続くとフッと膨らみが下がる瞬間がある。
2ndドリップはこのタイミングで行う。
粉の中央から外側に向かってのの字を書くイメージでお湯を細く均一に注ぐ。
8.三回目以降は、タイミングは2ndドリップと同じ。注湯はやや太くする。
目標量になるまでドリップを続ける。
9.目標量に達したらドリッパーを外す。
(コーヒーが薄くなるので、ドリッパー内にお湯がたまっていても外します。)
サーバーごと最初に用意した氷水を張った桶などに入れ急速冷却する。
アイスコーヒーの作り置きのポイント

ドリップしたてを急速冷却するのは酸化を少しでも遅らせるためです。
酸化を遅らせるためにも、アイスコーヒーの保存は冷蔵庫で行いましょう。
コーヒーの酸化について知りたい方はこちらをどうぞ。
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ドリップしてから2~3日は美味しく飲めます。
砂糖を入れれば、より長持ちします。
水筒に入れて持ち歩くには、ホットコーヒーよりも酸化しにくいアイスコーヒーの方が適しています。
アイスコーヒーを美味しく飲むには
氷を入れる方は、マドラーで回すようにかき混ぜるよりも、氷を上下に動かすように攪拌してみてください。氷が溶けにくくなるので水っぽいコーヒーになりにくいです。
また、ミルクを入れる方はポーションタイプより乳脂肪分の高いものと合わせてみてください。コーヒーの苦味に乳脂肪分のコクと旨味が加わりまろやかな味わいが楽しめます。