
美味しいアイスコーヒーが1リットル作れます。
アイスコーヒーに適したコーヒー豆と量

アイスコーヒーを作るポイント
●深煎り豆
●濃いめに淹れる
●淹れたらすぐに冷やす

浅煎り豆だと酸味ばかりを感じてしまい、コクがなく物足りないものが出来上がります。
人の味覚は、温度が低いと苦味を感じにくくなっています。
苦味が特徴の深煎り豆や苦味を出したブレンドがアイスコーヒーにはオススメです。

ホットコーヒーより濃く仕上がるように淹れます。
理由は、冷たいものは味が感じにくいことに加え、夏場は味覚が鈍るためです。
夏場の味覚が鈍る理由が知りたい方はこちらをどうぞ。
-
暑いときこそ酸味でさっぱり【夏の味覚】
続きを見る
アイスでは、コーヒー豆:出来上がり分量=1:10の比率を基本とします。
氷やミルクを入れる場合は、コーヒーが薄まるので、1:7程度がオススメです。
まずはこの比率で淹れてみて、次回以降にお好みに合うよう調整をしてみてください。
氷なし:出来上がり1Lに対しコーヒー豆100g
氷あり:出来上がり1Lに対しコーヒー豆150g
ハンドドリップの基本ではコーヒー豆:出来上がり分量=1:16の比率でご案内しています。
ハンドドリップの基本を知りたい方はこちらをどうぞ。
-
【ハンドドリップの基本】初心者でも大丈夫!自宅で美味しいコーヒーを淹れるポイントは5つ
続きを見る
アイスコーヒーの作り方
香り立つ美味しいアイスコーヒーの作り方として、ペーパドリップをご案内します。
基本は、ハンドドリップの方法と同じです。相違点には黄色のハイライトを入れました。
水出し(コールドブリュー)、ダッチコーヒーの作り方はこちらをどうぞ
-
水筒のコーヒーをおいしく、かんたんに【3つのアイスコーヒーの作り方】
続きを見る
香り立つアイスコーヒーの作り方
1.コーヒー豆を冷凍庫から取り出し、お湯を沸かす。桶やボールに氷水を用意する。
2.ペーパーフィルターをセットし沸騰したお湯をかけて濡らし、サーバーに落ちたお湯を捨てる。
3.沸騰したお湯を一旦サーバーへ入れそれからポットへと移し替える。
4.ペーパーフィルターに粉をセットし粉を均し真ん中に凹ます(上写真参照)。
5.粉の真ん中にお湯をポトポトと置くイメージで1stドリップを行う。
6.粉がハンバーグ状になり膨らむ。
7.6の状態が30秒程度続くとフッと膨らみが下がる瞬間がある。
2ndドリップはこのタイミングで行う。
粉の中央から外側に向かってのの字を書くイメージでお湯を細く均一に注ぐ。
8.3回目以降の注湯は、ドリッパー内のお湯が無くなりそうなタイミングで行い注湯の太さを太くする。
9.目標量に達したらドリッパーを外す。(コーヒーが薄くなるので、ドリッパー内にお湯がたまっていても外します。)
サーバーごと最初に用意した氷水を張った桶などに入れ急速冷却する。
ハンドドリップの基本を知りたい方はこちらをどうぞ。
-
【ハンドドリップの基本】初心者でも大丈夫!自宅で美味しいコーヒーを淹れるポイントは5つ
続きを見る
アイスコーヒーの作り置きのポイント

ドリップしてから2~3日は美味しく飲めます。
砂糖を入れれば、より長持ちします。
コーヒーの劣化の原因は、酸化です。
ドリップしたてを急速冷却するのは酸化を少しでも遅らせるためです。
酸化を遅らせるためにも、アイスコーヒーの保存は冷蔵庫で行いましょう。
コーヒーの酸化について知りたい方はこちらをどうぞ。
-
水筒のコーヒーがマズい!【持ち歩きコーヒーを美味しくするコツ】
続きを見る
水筒に入れて持ち歩くには、ホットコーヒーよりも酸化しにくいアイスコーヒーの方が適しています。
アイスコーヒーを美味しく飲むには
氷を入れる方は、マドラーで回すようにかき混ぜるよりも、氷を上下に動かすように攪拌してみてください。氷が溶けにくくなるので水っぽいコーヒーになりにくいです。
また、ミルクを入れる方はポーションタイプより乳脂肪分の高いものと合わせてみてください。コーヒーの苦味に乳脂肪分のコクと旨味が加わりまろやかな味わいが楽しめます。